06年末から進めていたアランテ・ファイナンシャルの組織改変が一段落し、オペレーションの効率化、売り上げ拡大を念頭に社内一丸となって張り切っております。
このたびアランテで発売を開始したのが、トランスナショナル保険商品です。これは、昨年暮れに立ち上げたトランスナショナル・ローンと同様、在米移民が、母国で暮らす家族の医療保険を米国で購入できるようにしたものです。
このサービスは、もともと国際移住機関(International Organization for Migration)がグアテマラで送金関連の調査を行った際、送金で生計を立てている人の医療保険保有率が極めて低いことが分かり、
同国内最大の医療サービスネットワーク、EPSSと、出稼ぎ移民を対象にしたサービスインフラを持つ弊社に声がかかり、3者共同プロジェクトとして成立しました。
弊社は商品のマーケティングと販売、EPSSはサービス供給、IOMはコーディネーションと効果測定を担当し、今後の地域拡大に反映させる見込みです。最初の購入者は、母国で一人暮らしをする72歳の母親に、医療相談プランを買った女性でした。現在、店頭で販促を行っているほか、領事館や移民団体などを対象にサービスの案内を行っています。
2月6日発売の世界週報(時事通信社)に、文京学院大学の菊池英博教授による弊社の紹介記事「格差社会米国で移民を救済する日本人金融マン」が掲載されましたので、記事を添付いたします。来月には、日本能率協会出版Japan Management Reviewにも記事が出る予定です。
世界週報(時事通信社)掲載記事をみる[2007年2月6日付](PDF形式:413KB)
また近日中にご報告させていただきます。引き続きご支援賜りますよう、お願い申し上げます。