マイクロファイナンス・インターナショナル 枋迫篤昌社長が、
社会起業家を支援する世界的組織アショカ(http://www.ashoka.org)により、
グローバル・フェローに選ばれました。
日本人では初のフェローとなります。アショカのウェブサイトで紹介されています。
http://involve-ashoka.org/ashoka/notice-description.tcl?newsletter_id=14518405
アショカは、革新的な方法で人権、環境、衛生、経済などの
社会問題解決に取り組む起業家を、
「アショカ・フェロー」と認定し、支援を行っています。
1980年の創立以来、60カ国で1800人以上を選び、
資金調達、コンサルティング、PR、などの
プロフェッショナルサービスを提供して事業推進を支えるほか、
グローバルネットワークとなった
アショカ・フェロー同士の橋渡しも行っています。
グローバル・フェローは、最近新設されたカテゴリーで、
国際的な問題解決、社会変革を行う起業家を対象にしており、
1800人中、まだ10人を数えるのみです。
今回の認定は、マイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーションが、
斬新な事業モデルで、貧困層への金融インフラ強化に取り組み、
個人、社会レベルの経済発展に寄与していることが評価されたものです。
特に、貧困層の先進国への大量移住という世界的現象を考慮に入れ、
通常の金融サービスにアクセスを持たない貧しい出稼ぎ移民と、
送金に頼って暮らす途上国の家族、
両方に対して金融サービスを提供する仕組みを作り、
貧困層の経済的自立を助けると同時に、送金の流れを
マイクロファイナンスの活性化につなげて、
地域の草の根的経済発展に寄与するという、
先例のない広範且効果的なアプローチが評価されました。
Ashokaを創立し、
「社会起業家」「シティズン・セクター」という言葉を世に広めた
ビル・ドレイトン氏は、ハーバード大学と U.S. News & World Report により、
ビル・ゲイツ、コリン・パウエル、コンドリッツァ・ライスと並んで
米国で最も優れたリーダーと評されています。