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ホーム > ベトナム投資メールマガジン > 第59号『テト特別号』(2009/01/27)

ベトナム投資メールマガジン

ブルーチップ・コンサルティングが、発行していた
「ベトナム投資メールマガジン」のバックナンバーです。

第59号『テト特別号』

★ブルーチップ ベトナム投資ニュース★ http://www.bcc-jp.com/member
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       ~  テ  ト  特  別  号  ~
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 ★目次 1月27日版
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 ▽テトコラム[ 旧正月と情報収集ネットワーク~文化に組み込まれた情報交流網~ ]
 ▽アジアミル経済研究所
          [ 09年の展開は?~経済予想・全体編~ ]
     [ 09年の展開は?~経済予想・証券市場編~ ]
▽市場を読み解く [ ベトナム会計報告 国際会計基準との違い ]
 ▽トップニュース [ 外国投資家の投資資金管理ガイドライン 間もなく発行 ]
 ▽ヘッドライン   [ 経済・金融・VIETNAM企業 ]
 ▽今日のハノイ  [ リゾートブーム到来? ]
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◎ テトコラム 『旧正月と情報収集ネットワーク~文化に組み込まれた情報交流網~』
  http://www.bcc-jp.com/member/column/20090127-1028.html

  今年もベトナム最大のイベント、テト(旧正月)が始まった。
  当社でも1月23日~29日までテト休暇をいただいている。
  昨年は決して業績が良かったとはいえない当社であったが、
  1年の労をねぎらうべく、ハノイ在住のスタッフ宅へ挨拶回り。
  当社ハノイ事務所長に至っては、実家がある郊外?へ挨拶に行くなど、
  忙しくも楽しく文化的行事に参加させていただいている。
  (中略)
  何故、わざわざ実家まで帰るのか、
  理由を聞くと中には興味深い答えも。
   1、文化・慣習
     →テトに帰ることは当然
     →両親、親類、友人が待っている
     →礼を尽くす(親、お世話になった人)
   2、情報交換
     →帰国者、他業種の人たちの経験談を広く収集できる
     →次のビジネスチャンスを探す
  (中略)
  体系的な情報収集が極めて難しいながらも急速に発展してゆくベトナム社会。
  情報が体系的に利用可能でありながら、成長鈍化著しい日本社会。
  日々の生活、文化に情報収集ツールが組み込まれているベトナム社会に、
  生活の全てが業務につながっているベトナム社会の奥深さを感じさせられた
  ベトナムテトでした。(大木)

///// アジアミル経済研究所 ///// http://www.bcc-jp.com/member/asia/

 『 09年の展開は?~経済予想・全体編~ 』
   http://www.bcc-jp.com/member/asia/20090126-2225.html(全文)
   
  記録的なインフレや、世界金融危機の影響を大きく受けた2008年ベトナム経済。
  前回の2008年回想に続き、今回は、2009年の展望を
  経済全体と証券市場の二つに分けてお伝えする。
  (中略)
  (1)低い成長率
  政府は、2009年の経済成長率の目標を6.5%とした。しかし、国際金融機関の予想は、
  4.3~5.4%と軒並み低い。
  この低成長率の要因は大きく二つ、2008年のインフレと世界経済の影響だ。
  (中略)
  (2)景気刺激策(stimulus plan)の有効性
  政府は、対策予算を60億ドルと公表したが、現金は、利率支援(銀行利率の一部を政府が肩代わり)の
  10億ドルのみで、残りは、免税・課税延長などの手法となる。
  (中略)
  外国投資の見通しが不透明な中、限られたリソースを有効に活用すべく、協力と検討、
  それに工夫が必要だ。
  まずは、景気刺激策について、各セクターを十分支援できるのか、
  金額、手法の両面で見極めと検討を行いたい。

  いずれにしても、今年も大変な年になりそうだ。(調査分析部 タン)

 『 09年の展開は?~経済予想・証券市場編~ 』
   http://www.bcc-jp.com/member/asia/20090126-2228.html(全文)
   
  明るい材料に乏しいベトナム市場。底を打った感もあるが、不安材料も少なくない。
  そんなベトナム証券市場の今年のストーリーを探ってみる。
  (中略)
  専門家の多くは、2009年第3四半期には底を打つと予想。
  ゆっくりとだが回復に向かい、2006年末から2007年前半程度の水準に落ち着くと見ている。
  しかし、不安な要素も多く、楽観視はできない。不安要素は大きく二つ挙げられる。
  (1)企業収益の悪化
  (2)外国投資家の消極姿勢
  <楽観的シナリオ>
  アメリカを始めとした世界経済が第1、2四半期に早期回復、発展を迎える。それに伴い、
  第3、4四半期より対ベトナム投資が活発化する。政府の投資・金融政策も項を奏し、
  国内経済も改善の兆しを見せ、各企業の企業努力も実り、生産活動も軌道に乗る。
  <悲観的シナリオ>
  世界経済の回復は2009年末までずれ込み、外国からの投資が見込めないなか、
  政府は、投資金融策を打ち出し、国内企業と不動産に対する投資を促進する。
  各企業は株主や金融機関から資本を取り付け、株価上昇と投資での業績回復を目論む。

  低い経済成長下では、思うような効果を出せず、混迷状態から抜け出すことのないまま、2009年末を迎える。
  結果として、世界経済の回復に乗り遅れ、インフレが重く圧し掛かる。(続)
  (調査分析部 ホア)

///// 市場を読み解く!~経済・証券・分析レポート~ ///// http://www.bcc-jp.com/member/analysis/

  『 ベトナム会計報告 国際会計基準との違い 』
   http://www.bcc-jp.com/member/analysis/20090121-2340.html(全文)

  財務省は2001年から2006年末までに、ベトナム会計の基準30(VAS)と各ガイドラインを発行してきた。
  各VASは国際会計基準(IAS)に基づき作成されたが、修正、補足、削減部分が多く、
  システム全体に統一性がなかった。
  特に、VASと矛盾する現行の会計制度や、会計基準のガイドラインもある。
  さらに、VASの研修や教育も十分に行われていないため、各社の会計報告書には不備が多く、
  投資家や経営者の要求に、まだ対応できない状況である。(続)

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///// ベトナムトップニュース ///////////////////////////////////////////////////////

『 外国投資家の投資資金管理ガイドライン 間もなく発行 』
 http://www.bcc-jp.com/member/rule/20090123-1611.html(全文)

  1月21日、国家銀行は、ベトナムへの外国投資資金管理に関する通達(草案)を発表した。
  この通達の発行目的は、ベトナムへの外国投資活動に関する
  06年12月28日付政府議定No. 160/2006/N?-CP実施の案内。
  投資口座(直接・間接)の開設項目の内容には
  外貨取引の実施・口座支出・各取引手続の監査・海外への外貨送金
  報告制度の問題等を含む。(続)

///// ヘッドラインニュース /////////////////////////////////////////////////////////
[[ 経済 ]] http://www.bcc-jp.com/member/news/economy/
  ・HOSE HASTC 1月26日~30日までテト休み
  ・他行ATMに手数料加算開始
  ・外国投資家 ベトナム証券約50億ドルを保有
  ・2008年のM&A件数 前年比倍増

[[ 金融・ファンド ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/finance/
  ・証券会社の今後の命運
  ・ANZベトナム 100%子会社の設立手続完了
  ・在外ベトナム人の送金額最多銀行は?
  ・Vietinbank株式売却続く
  ・SCIC 税引き後利益約1.3兆ドン

[[ VIETNAM企業 ]] http://www.bcc-jp.com/member/business/vn/
  ・ベトナム企業 外国への投資予測
  ・VinaPhone 2008年売り上げ約14兆ドン


             ★ ★ ★ ★ ★

◎つれづれなるままにハノイ『 リゾートブーム到来? 』
 http://www.bcc-jp.com/member/column/20090126-2313.html(全文)
  
  ここ数年、ベトナムでは夏に家族でリゾートを楽しむ人が増加している。
  サービスの良さはもちろんだが、閑静で衛生的な場所が特に人気だ。

  それまで、リゾート地を訪れる客は、ほとんどが外国人や、ベトナムの富裕層だけであった。
  しかし今は、高収入の年配者だけでなく、若い家族連れからの需要も高まっている。
  (中略)
  もともと力を入れている側面もあってか、中南部では、割と設備やサービスが充実している。
  一方で、北部のリゾート開発は、他地方に後れをとっている。
  看板こそ高級リゾートを掲げているものの、設備やサービスは「高級」とは言いがたいところが多い。
  (中略)
  北部の人々にとって、短い休暇を満喫するために、中南部まで行くとなると、航空機の利用等で
  費用もかさむことになる。
  仕事と育児に追われ、ストレスも増加の一途をたどる、現代のハノイ市民。
  近場で、冬でも楽しめるリゾート地が開発されれば、仕事の効率UPにも繋がるのでは。
  (フエン)

◎編集後記
  某社のトムヤムクンスープにはまって、3日に1回は食べる日々が続いている。
  日本人向けにしてあるとはいえ、香草のしっかり効いた味は、なかなか挑戦的。
  同じ系統のアジア麺シリーズでは、ベトナムフォー・ガーもよく出ているが、
  陳列期間は短いことが多い。確かにトムヤムクンのように、絶対的な特長には欠けるから、
  仕方がないのかもしれないが…。ベトナム人の習慣にならって、
  レモン果汁でも添えてみたら、私のようにはまる人が増える…かもしれない。(森口)
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■ 発行 株式会社ブルーチップ・コンサルティング http://www.bcc-jp.com
■ 編集責任者 森口
■ 編集 原 湯之上 吉田 HIEN HOA HUYEN THANG
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